健気にがんばるムスメちゃんと僕と奥さんの葛藤

わが一家のタフな日々のスタートです。

 

1日目

日中ずっと泣いていたそうです。

抱っこをすると寝てくれるけど、横にすると痛いのでしょうか?

泣いて寝てくれません。だから、しょっちゅう抱っこしていたそうです。

帰宅して泣いているムスメちゃんを見ると、可哀そうで、こっちも泣けてきます。

2日目

1日目より泣いている時間は減ったかな?

泣き疲れて寝てくれるようになり、睡眠時間も増えてきたようです。

 

3日目

だいぶ落ち着いてきたそうです。

けれど、装具が安定するまでの一週間

絶対、装備を外してはいけないので肌着を変えてあげるのも、まして、お風呂に入れてあげることもできません。かわいそうです。

 

4日目

すっかり泣かなくなり、装具に慣れてぐっすりと寝てくれるようになりました。

奥さんは4日目のムスメちゃんの様子を見て

奥さん
やっていけるかも

と思ったそうです。

赤ちゃんの適応能力ってすごい!

健気に頑張るムスメちゃんを見て、思わず涙がこぼれました。(いま、思い出すだけどもウルっと来ています)

けれど、ムスメちゃんはこんなに頑張っているんだからこっちがへこんでる場合じゃないと夫婦で思いました。

 

当時の僕の心境

ムスメちゃんの現状は僕の遺伝的要因が原因ではないのか?だとしたらほんとの本当に申し訳ないという気持ちが強かったです。

不安と暗澹たる気持ち、またなるべくなら人に知られたくないという忸怩たる気持ちのために両親にはなかなか言い出せませんでした。

しばらくたってから、ようやく両親にムスメちゃんの股関節脱臼について話しました。はじめは、少し驚いていたようでしたが、

母親が

まわりにも、同じような子がいたよ。その子はしっかり治ったし、股関節脱臼の子は割といるから、大丈夫よ。

言ってくれました。

すごく、安心しました。感謝しています。

(母には伝えてませんが…。)

 

一週間後

装具を付けてから初めて検診に奥さんがムスメちゃんを連れていってくれました。経過は順調だったそうです。お風呂のOKが出ました。

診察室を出たらちょうど、子どもが股関節脱臼だということがわかり心配そうにしているご夫婦がいたそうです。

けれど、装具を付けても元気にしている我がムスメちゃんを見て

旦那さんが

同じ装具をしている子がいる。寝れるんだ。

とつぶやいたそうです。

他のご家庭を勇気づけるムスメちゃんが誇らしいです。

僕たちもそうですが自分たちだけではないと知ること子どもの明るさにたいへん励まされました。

 

 

 

まだまだ

タフな日々は続きます。

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妻と娘と息子を愛してやまないゲーム好きなオッサン。座右の銘は「だってオラは人間だから」